「280馬力」規制撤廃へ 国交省も前向き 自動車工業会 すでに有名無実化していた規制が撤廃される模様。何年も前から最高出力280PSとカタログに書いてある車は、ばらつきがあって生産される車の中で最低馬力が280PSであって、実質もっと高い出力だったし。
もちろん、公の規制が車に対してあるないは重要なことなんだけど、拘束力という点から見れば、輸入車は関係ないし、エンジン制御チップの書き換えチューンすれば、合法的に回避できるし、メーカーも名目上守ってるふりをしているだけだし、ほとんどなかった。 また、規制が撤廃されることによりメリットなども適当に書いてあるけれども、その規制が持っていた意味を考えているような記事が見あたらなかったので、何か書いてみます。 実質的には意味がなかった(有効でないという意味で)。けれども、いくつかの点で重要な意味を持っていたと思う。フェアレディーZが最初に280PSで出たときから、自動車メーカーが作る車としては最高出力は280PSを達成すれば、それ以上は考えないで良くなっていた。まずこれが、軒並み280PSの車を生んだ。どこの国でも280PSの車がこれだけあるような国はないです。280PSという上限の規制が逆にかえって280PSに何でも良いから達成しとくみたいな風潮を作った。まあこれは完全な私見ですが。 そして、違う点として規制がかかっていないトルクの競争が行われた。これは有名なはなしで、ランエボとインプレッサSTiの競争を見ればわかります。上限を設けるとその上限を達成することと、他に数字で競争できる部分を求めてより競争が激化するかもしれません。まあこれは、そういう実証研究でもあれば教えて下さい。 これからどうなるのかというのは難しいですが、元々高級車は大排気量だしそういう車は本来の馬力表示に戻すだけでしょう。エンジン制御で280PS+α以上出力しないように押さえていただけの車は、すぐにでも対応できるでしょう。高級車や大排気量スポーツカーが、多少馬力が変わるくらいでしょう。 一方でパワー競争が激化するという見方もあります。現在ヨーロッパのメーカー各社では、パワー競争が行われています。先陣を切ったのは、AUDIで、それにMercedesとBMWが続いています。これだけエコロジーが叫ばれていても、ヨーロッパ製高級車はどこ吹く風で500PS級のハイパワー車を量産してます。その風潮を見ると日本で馬力競争が行われるにしても、それはごく一部の限定された車種で行われるだけでしょう。基本的には高級車と大排気量スポーツカーで競争が行われるようになることと思います。 しかしながら、どんなにハイパワーでも結局180kmで速度リミッターがかかる限り、加速を楽しめるのはせいぜい10秒弱でしょう。またそもそも日本で300kmまで出しても安全な道路状況はありません。これは輸入車においても言えます。現在210km付近で速度規制がかかるようになっており、500PSの車でも210kmで穏やかに速度が伸びなくなります。もちろん実質上はエンジン制御チップを書き換えれば、何でも出来ますが、210kmしか出ないのなら、ハイパワーもほとんど意味がないですね…。そりゃ加速はすごいですが…。
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